GT-eSMARTの不具合情報更新(20200707)

パワーメーターコネクト使用時の勾配連動で負荷が安定しない

詳細内容

パワーメーターコネクト機能を使用し、Zwiftなどの勾配連動モードにて、Zwift上の一定勾配期間を走行中に、負荷が上下動を繰り返すことがある。
走行する速度(ホイール速度)やワット数、パワーメーター種別などにより、発生しない場合もあります。

GT-eBox Version 4.049にて一部改善を行いましたが、まだ上下動するケースが残っておりました。

対応状況

現在、負荷論理を見直し対応中です。7月上旬にはリリースできるよう、対応を行なっております。

回避方法

パワーメーターコネクト機能を使用することにより本事象が発生しますので、パワーメーターコネクト機能をオフにしてください。
その場合、GT-Powerをもとに負荷位置を調整しますので、あらかじめGT-eRemoteからGT-Power校正を実施してください。

また、本件は勾配連動に影響のある処理ですので、ワークアウトモード(ERG)では本事象は発生しません。

GT-eSlope-Qが起動しない

詳細内容

GT-eBoxとGT-ePower-Q,GT-eSlope-Qを接続した後に、GT-eBoxの電源を入れると、GT-eSlope-Qが以下のように動作しない状態となる場合がございます。

• ステータスLED(オレンジ)が点灯しない
• ステータスLED(オレンジ)が点灯し、初期動作(上昇してから下降する)まで動作した後にステータスLEDが3回点滅を繰り返す

上記、いずれの場合もGT-eBoxとGT-eSlope-Qの有線通信ができない状態となっており、勾配を変更させることができない状態となっております。

対応状況

GT-eBoxファームウェアの改修を行い、GT-eBoxの立ち上がりシーケンスを見直しを行なっております。修正確認自体はできており、7月上旬リリースに向けて準備を進めております。

回避方法

事象が発生した場合、GT-eBoxとGT-eSlope-Qをつなげている通信ケーブルを抜き差ししてください(GT-eBox, GT-eSlope-Qどちら側でも構いません)。

本手順を行うことで、内部の通信状態が一度リセットされ正しくGT-eSlope-Qが起動するようになります。

Android端末において接続/ファームウェア更新ができない

詳細内容

Android端末によっては以下の症状が出ることが何件か報告されております。

• GT-eBoxと接続ができない(GT-eBoxが表示されない)
• GT-eBoxファームウェア更新が失敗する

対応状況

上記事象に関しましては、採用している無線通信チップから提供されているライブラリ内でエラーが発生していることを確認しております。
弊社が開発を行っているところで救済できるかどうかを引き続き調査を行なっております。

弊社で確認が取れた端末、および動作しないと報告のありました端末を以下のよくある問い合わせにまとめてありますのでご確認ください。

[GT-eRemote] Android 動作状況まとめ

回避方法

以下のウェブマニュアルをもう一度ご確認いただき再度実施していただけますでしょうか。

Android版GT-eRemoteマニュアル

GT-eBoxと接続できない場合

上記ウェブマニュアルの「アプリ起動〜接続まで」をご参照ください。特には以下の点にご注意ください。

• Bluetooth通信を許可していること
• 手順4.の位置情報を許可していること

GT-eBoxファームウェア更新が失敗する

上記ウェブマニュアルの「GT-eBox ファームウェア更新」をご参照ください。特には以下の点にご注意ください。

• 手順2,3の許可要求を両方ともOK(許可)してください

また、ファームウェアの転送速度を変更すると成功する例もございますので、上記ウェブマニュアルの「GT-eBoxファームウェア更新が失敗する場合」もご確認いただき、実施してみていただけますでしょうか。