GT-Roller Q1.1
【お知らせ】
2022/7/27の出荷分より、製品ロゴ等を変更いたしました。
基本性能には変更ございません。
ローラー台はつまらない。
なぜなら外で実際に走るのと全然違うから。
部屋に永遠に続く道があったら、室内だって楽しくサイクリング出来るのに……。
そんなサイクリストの想いを受けて、グロータックは永遠に続く道を作りました。
GT-Roller Q1.1は、まるで実走のようなフィーリング。
ダンシングだって、DHポジションだって、永遠に登り続けることだって出来てしまいます。
まるで屋外のような実走感
前輪を支えるスイングユニットと後輪を支えるスライドユニットによって、まるで屋外を走っているかのような実走感を再現します。各ユニットは、ペダリングにより前後する自転車の動きを吸収するため、3本ローラーのような不安定感が少なく、ダンシング*や、前荷重になるDHポジションも可能です。
*スプリントのようなダンシングは前に飛び出す危険性が高くなりますので、お控えください。
室内で坂道を登ろう
エレベーター機能によって、最大10%までの勾配を再現。5段階の負荷調整も可能。
室内でもヒルクライムの練習が出来ます。
オプションのGT-ePower-QやGT-eSlope-Qを使えば、バーチャルライドの勾配再現可能です。
機能紹介
スイング・スライドユニット
前輪を支えるスイングユニットと後輪を支えるスライドユニットは、ペダリングに応じて適度に動きます。そのため、3本ローラーのような窮屈感のない走り心地を実現しつつ、また前に飛び出しづらくなります。また、スイングユニットの2本のローラーがトレール量を確保し接地圧を調整するため、ハンドリングも余裕が出来、実走に近い安定感を実現します。
低振動設計
Double “O”tubeを採用することにより、3本ローラータイプの中ではトップクラスの低振動設計。Double “O”tubeはローラー中⼼にベアリング保持専⽤のパイプと3本のスポークを一体成型することにより、超高剛性を実現。ローラーのたわみから発生する振動をカットします。また、ローラーの外周部は⼀般的な3本ローラーの3倍以上の⾼精度の規格が通ったもののみを使用し、さらに2⾯バランス修正を⾏い、回転ブレにおける振動を低減しています。
折り畳み機能
独⾃の3ピースフレームにより、コンパクトに折りたたみ可能です。
世界最薄の厚さ10cm。56cm×74cmの大きさまで小さくなるため、わずかなスペースがあれば、収納可能です。
また、ロック機構により3つのフレームが⼀体化し、安全で簡単に持ち運びが出来ます。
安全配慮
スイングユニットとスライドユニットによる前へ飛び出し難い設計に加え、フロントローラーの左右端には脱輪防止用ベアリングが装備されています。また、スイングユニットが搭載された2本のフロントローラーにより復元力が働き、バランスを崩しても落車し難くなっています。
取扱説明書・コンセプト&データ・不具合情報・よくあるご質問等の製品に関する詳しい情報については下記をご覧ください。
GT-Roller Q1.1 ドキュメント
ファイル形式:PDF
最終更新日:2019.11.01
ファイル形式:PDF
最終更新日:2016.05.20
GT-Roller Q1.1
2016.3.22 Model x2 発売開始
GT-Roller Q1.1 FAQ
GT-Rollerは振動を抑えるために様々な策を講じておりますが、ローラーの僅かな振動と、床などが共振していると考えられます。ブルカットを使用すると振動が抑えられます。また、設置場所や、床の状態(床材や構造)により共振する場合がありますので、設置場所を移動すると収まる可能性があります。タイヤの空気圧を下げることで振動が収まる可能性もあります。
フレーム素材は鉄なので、傷などがあると錆びる可能性があります。
防錆対策の塗装を施しておりますが、使用後は汗を拭く、傷がついたらタッチペン等で補修する、などの対策を行なう事で錆びを防ぐことが出来ます。
トレッドパターン付きのタイヤは、高い走行音が発生します。
ホームトレーナー専用タイヤ、またはスリックタイヤをご使用いただくと静かになります。
負荷が安定しない原因は二つ考えられます。一つ目は、汗が原因の場合です。ベルトとローラーのガイド部(溝)に大量の汗が付着すると、ベルトが滑り、ローラーの回転が落ちることで負荷が抜けた感覚になることがあります。
対策としましては、ベルトとガイド部に、なるべく汗が付着しないようにご注意ください。少量の汗では、滑る可能性は低いですが、大量の汗で濡れてしまうとベルトが滑る可能性がございます。
定期的に身体から出た汗をタオルで拭き、使用中に、もし滑るような感覚があれば、速やかにベルトとガイドの溝に付着した汗を拭きとっていただくことで改善されます。特に右腕から垂れる汗はベルトに付着しやすいため、リストバンドやグローブをお使いいただき、可能であれば右腕にタオルを巻くなどの対策を講じていただくと効果的です。 二つ目は、手動負荷装置のねじが緩んでいる場合です。
手動負荷装置のねじが緩んでいると、走行中の振動等で、マグネットとリヤローラーのクリアランスが一定で無くなる可能性がございます。
手動負荷装置のマグネットとリヤローラーのクリアランスは、負荷を最大にした時に1mmとなるように設定してください。
また、締める力につきましては、5N・mになります。 上記の二つを確認後も改善されない場合は、ご連絡ください。
Q1.1は、ホイールベースは1050mmまで対応しております。
ペダリングスキルにもよりますが、大柄の方が使用する場合、前に飛び出す力が大きくなります。
もし、そのような感覚がある場合は、フロントローラーの位置を通常よりも、0.5cmから1.0cmほど前にセッティングしていただければ改善する可能性があります。
体重やタイヤ空気圧にもよりますが、手動負荷を最大にしたときに、65km/hでおよそ1000Wの負荷を発生させます。
手動負荷を最弱にした場合は、35km/hでおよそ200Wの負荷を発生させます。
GT-ePower-Q (負荷装置)、GT-eSlope-Q (昇降装置) の後付けは、可能となっております。
製品の構造上、スライド前後の切り替わり時に内部部品が少し動きます。
その際に、コツという音が発生する場合がございます。
スムーズにスライドしているのであれば、製品としては問題ございません。
気になる場合には、下記画像に赤丸で示しているの穴の中に、スプレーオイルを吹いていただくと改善する可能性がございます。
写真右側の穴については、手動負荷装置を取り付けているネジ穴となります。手動負荷装置を取り外してから作業を行なってください。
手動負荷装置を再度取り付ける際は、磁石とローラーが平行になるように1mm ほど隙間を開けて、5N・m 以下で固定してください。
フレームが歪んだり、接合部が破損する可能性がありますので、フレームは踏まないようにご注意ください。
目盛り位置は、左右誤差1.5mm以内を許容範囲としております。
フロントのフレーム最前面を基準にしておりますので、サイドフレームの白いキャップから測ると、ずれる可能性があります。
前後4個ずつ使用するため、合計8個必要になります。
BB横50cmの位置に騒音計を置いて測定した結果、50db(20km/h)、60db(30km/h)となっております。
チェーンの音よりも小さいくらいです。
音に関しましては、設置環境にもよりますので、ご参考程度にお考えください。
弊社では専用の融着機で繋ぎますが、ハンダゴテを使用することで融着を行うことができます。
ご自身で融着される場合のコツとしましては、ハンダごての根元など比較的温度が低いところでオレンジベルトの断面部分を両側とも熱して、 両側とも全体的に溶けたら融着してください。 完全に融着するまでには、一日ほど掛かりますので一日置いた後、 爪切り等でバリを取って、接合面を滑らかにしてください。
有償となりますが、弊社での修理も承っておりますのでお問い合わせください。
Q1.1は、低速でも安定する特性を持っておりますので、安定させるためにスピードを上げなければいけない3本ローラーに比べると、初心者の方でも乗りやすいと思います。
乗りこなすためには、バランス感覚などの個人差がありますので明確にお答えすることはできませんが、これまで弊社が開催した試乗会では、挑戦した大多数の方が乗りこなしております。
全国に試乗可能店舗も展開しておりますので、購入方法のページよりご確認ください。
Q1.1はTTポジションでも安定して、ご使用いただけます。
但し、TTポジションは、重心が前寄りになりますので、急激な速度変化はお控え下さい。
弊社では随時、製品の開発・改良を行っておりますが、新製品の開発内容や発売時期に関するご案内は致しかねます。
Flex3,F3.2は、専用の防振パット「Flexブルカット」をご使用いただくと、約35%振動を抑えます。
Q1.1は、ブルカット2(8個)をお使いいただくことで、更なる防振対策になります。
また、床が固いところ(根太や鉄骨部分付近)に設置していただくと、より振動の拡散を防止することができます。
オプション
GT-ePower-Q
GT-Roller Q1.1をスマート化するオプションユニット。さらに細かい負荷調整や、トレーングメニューの再生、バーチャルライド等を可能にし、あなたのトレーニングをもっと豊かにします。
※GT-eBoxと併用が必要です
GT-eSlope-Q
GT-Roller Q1.1の勾配再現をするオプションユニット。細かい勾配設定や、バーチャルライドでの勾配再現を可能にし、室内でのトレーニングをさらに楽しくなります。
※GT-eBoxと併用が必要です
製品仕様
推奨する自転車サイズ
- 推奨ホイールサイズ
- 26インチ以上を推奨
- 推奨タイヤサイズ(幅)
- 20〜25mm
※タイヤ幅が大きくなると、本製品の脱輪防止ローラーを乗り越える場合があります。また、ブロックタイヤなども同様の場合があります
- ホイールベース
- 950〜1050mm
仕様
- 製品重量
- 約13.5kg
- 体重制限
- 100kg
- 寸法(折りたたみ時)
- 幅560mm 全長1360mm 高さ100mm
(幅560mm 全長740mm 高さ100mm)
- 価格
- ¥88,000(税別)
注意事項
●設置場所について
・砂利、未舗装な場所など、凸凹がある場所には設置できません。
・ゴム足すべてが地面に接地する場所でご使用ください。
・絨毯、トレーニングマットなど、使用時に沈み込む場所に設置する場合、ローラーが接触 する場合がありますので、十分に確認を行ってください。
●その他注意事項
・トレッドパターン付のタイヤを使用した場合、騒音が大きくなります。
・GT-Roller Q1.1 はバランスを取りながら使用する必要があります。
・大きくバランスを崩した場合、転倒する可能性があります。
・激しい体重移動やトレーニングを行うと、脱輪、転倒する恐れがあります。
・詳しくはユーザーマニュアルより取扱説明書等をお読みください