新規作成日:2020年4月1日
最終更新日:2021年12月29日
GT-eBoxファームウェア更新方法について追記しました
ワークアウトモードについて追記しました
バックグラウンド動作について注意事項を記載しました
2020年4月11日より公開しております、Android版GT-eRemoteのwebマニュアルとなります。
Android端末によりGT-eRemoteが正常に動作しないとの報告も受けております。端末ごとの動作状況につきましては下記リンク先にまとめておりますのでご確認ください。
リンク先に情報がない端末で動作ができた、または、できないなどございましたら、連絡をいただければ情報を更新いたします。
また、動作しない端末で動作するよう弊社での確認も行います。
アプリ起動〜接続まで
- Android の設定アプリにある “Bluetooth”画面ではGT-eBoxとペアリングを行わないでください。行なった場合にはペアリングを解除およびデバイスの削除を行なってください。
ペアリング解除またはデバイス削除を行わないと、手順4.においてGT-eBoxが表示されません。 - 手順3.において位置情報のアクセス許可では必ず“許可”してください。
位置情報を許可しないとBluetooth接続ができないため、GT-eBoxを検出することができません。
※GT-eRemoteアプリでは位置情報は取得しておらず、また、使用することもございません。接続するためだけに許可に設定をしてください(Androidの仕様によるものです)。 - GT-eBoxとの接続がうまく行かない場合は、GT-eBoxの電源をオフオンしてみたり、GT-eRemoteを再起動してみるなど何回か実施してください。
- 接続が完了したらGT-eBox ファームウェア版数によりこのあとの処理が異なります。
GT-eBox ファームウェア更新
GT-eBoxと接続した後、現在稼働しているGT-eBoxファームウェアより新しいバージョンがGT-eRemoteに搭載されている場合、GT-eBoxファームウウェア更新を促す画面が出ます。
ファームウェア更新を促すケースは以下の二種類となります。
- アップデートが必要なケース
GT-eBoxとGT-eRemoteの通信フォーマットに変更があった場合 - アップデートを推奨するケース
勾配連動による負荷位置調整など、GT-eBox内でクローズされている処理に変更があった場合
アップデートを推奨するケースで、スキップした場合は、次のGT-eBoxと接続時、またはManual ride画面などで、”eBox”ボタンをタップするとGT-eBoxファームウェア更新を行うことができます。
GT-eBoxファームウェアはあらかじめダウンロードをしておく必要があります。
下記ページからファームウェアをダウンロードしてご使用ください。
https://growtac.com/ufaqs/gt-ebox/
ページ内、最新リリースの【版数】内にある GT-eBox ファームウェアからダウンロードが可能です。
GT-eBoxファームウェア更新が失敗する場合
ファームウェア更新が失敗するケースは以下の2パターンが発生する可能性がございます。
1. GATT ERROR が発生する
2. ファームウェア更新中(“UPLOAD”を押した後)に失敗する
1. GATT ERRORが発生するケース
Bluetoothの通信が正しく行われていないことが原因と考えられます。
本ケースが発生した場合は以下の内容を実施してただくと更新ができるようになります。
1. GT-eBoxの再起動を実施
2. GT-eRemoteの再起動(タスクキルも含めて)を実施
3. Android端末のBluetooth設定をオフオン
4. Android端末の再起動
2. ファームウェア更新中に失敗するケース
Android端末によりBluetoothパケットの送信量が異なり、転送速度の問題でファームウェア更新が失敗することがございます。
その場合、以下の内容を確認し転送速度を設定して再実行してください。
それでも失敗する場合にはご連絡をお願いいたします。
ライド画面
最初の接続でGT-eBoxファームウェア更新が必要ない場合、または更新を行った後は、ライド画面に遷移します。例えばManual rideモードの場合は、負荷(GT-ePower)および、勾配(GT-eSlope)を個別に制御することが可能となります。
1. GT-ePower接続完了 2. GT-eSlope起動中 3. GT-eSlope起動完了
設定画面
iOS版とは異なり、Ride画面の右上にあるメニューボタンから設定を行うことができます。
設定内容につきましてはGT-Power校正を除き、iOS版と同等な内容となっております。
体重など数値入力をする場合は、半角数字で入力を行ってください。不正な値を入力した場合、その入力は捨てられます。設定画面の一覧で表示されている値が設定値となります。
GT-Power校正につきましては、将来的にはスピンダウン機能を実装する予定です。それまでは数値での入力を行ってください。接続されるGT-ePower機種ごとに値が異なりますので、表示される内容をもとに設定してください。
ご不便をおかけしてしまいますが、よろしくお願いいたします。
設定画面を終了するときには、画面上部にある”←”をタップし終了してください。画面下部左の戻るボタンを押した場合は、正しく設定されません。本件につきましては今後のアップデートで対応できるか検討いたします。
→ Version 1.4.84 にて対応いたしました
走行モードについて
以下の走行モードを選択することができます(一部、今後リリース予定の物が含まれます)。
- Workoutモード
メニューを組んでトレーニングを行います。2021年12月末のリリースで対応を行いました。
詳細につきましては同ページ内のこちらをご参照ください。 - Map trace rideモード
GPXファイルを読み込んでルートをシミュレートし走行することができます。レースやロングライドのコースを予め走ることができます。
詳細につきましては同ページ内のこちらをご参照ください。 - Manual rideモード
- 負荷(GT-ePower)と勾配(GT-eSlope)をそれぞれ好きなように設定し、ライドを行うことができます。
- Slope simulateモード
勾配を指定し、それに合わせて負荷(GT-ePower)が変わります。
GT-eSlope接続時には勾配も変化します。 - Power trainingモード
目標パワーを設定します。負荷(GT-ePower)は速度に応じ自動で変化します。
GT-eSlope接続時には勾配も指定することができます。 - for Virtual ride Appモード
パソコンなどでバーチャルライドアプリを起動し、GT-eBoxとANT+接続している場合に使用します。
本モードを使用することでバーチャルライドソフトからどのような指示(勾配や目標パワーなど)を受けているか、ウォッチしながら走行を行うことができます。
また、勾配連動時には「勾配連動時最低負荷」を走行しながら変更することができます。常に負荷をかけておきたい時などに使用できます。
バーチャルライドアプリを使用している時に、”for Virtual ride Appモード”以外のモードにしていると、GT-eRemoteとバーチャルライドアプリが負荷の変更指示を出し合ってしまい正しく動作することができません。
バーチャルライドアプリ使用時には”for Virtual ride Appモード”を使用するようお願いいたします。
また、このような場合には警告を出すよう次版以降で対応いたします。
走行モードの選択はアプリ起動後のメニュー画面で行うことができます。
また、一度走行モードに入ったあとは右上のオプションメニューを選択していただければ、別の走行モードへ遷移することができます。
ワークアウトモード
ワークアウトメニューはGT-eRemote上で組み走行を行うことが出来ます。iOS版との違いはファイルに保存でき、他のライダーとトレーニングメニューを共有することが出来ます。
トレーニングメニュー概要
一つのワークアウトメニューは複数のメニューを組み合わせて作成することが出来ます。
一つのメニューは一つ以上のアイテムで構成されます。
iOSと異なり、すべてのメニューに複数のアイテムを追加することが可能です。
作成できるトレーニングメニュー
以下の内容を組み合わせてワークアウトメニューを組むことが出来ます。iOS版ではメニュータイプ(セクションタイプ)により、組めるメニューの内容が異なっていましたが、Android版では特に制限なくメニューを組むことが可能となっております。
メニュータイプ
以下から選択することが出来ます。
- Warm up
- Drill
- Repeat
- Cool down
メニュータイプはRepeat以外は特に違いが無く、メニューを組むときの目安として設定をして頂けます。
Repeat設定の場合のみ、終了条件を細かく設定できます。
- Total time
メニュー内のトータル時間を設定します。各アイテムの合計時間がトータル時間を越えたところで次のメニューへ移行します。 - Total distance
メニュー内のトータル距離を設定します。各アイテムの合計距離がトータル距離を越えたところで次のメニューへ移行します。 - Free
自分で納得いくまでメニュー内のアイテムを繰り返します。
次のメニューへ移る際は画面に表示されるボタンをタップします(後述)。 - Repeat count
決められた回数、メニュー内のアイテムを繰り返します。
アイテム終了条件
各アイテムの終了条件を設定します。
- Time
0分1秒〜99分59秒の間で1秒単位で設定が可能です。 - Distance
0.1km〜10.0kmの間で0.1km単位で設定が可能です。 - Free
自分でスキップするまで続きます。
負荷制御
GT-ePowerの負荷制御方法を設定します。
- Resistance
負荷を0%〜100%まで1%単位で指定できます。 - Slope
-20.0%〜20.0%まで0.1%単位で指定できます。
GT-eSlopeを使用している場合は勾配が設定されます(0.0%〜10.0%の範囲)。 - Power
50w〜1000wまで1w単位で指定できます。 - FTP%
Settingsで指定したFTP値に対するパーセントを 5%〜500%で指定が出来ます。
FTPが200wとした場合、50%とすると100wが目標となります。 - Power-to-Weight Ratio
Settingsで指定した体重に対するワットを0.1w/kg〜20.0w/kgで指定できます。
体重60.0kgで2.0w/kgを指定すると、120wが目標となります。
また、それぞれステップ指示を行うことができます。開始値,終了値,ステップ回数を指定すると、アイテム終了条件の進捗状況に合わせて段階的に負荷が変更していきます。
“終了条件” が “Free” の場合は、手動でステップを進めます(後述)。
また、負荷変化ならびに勾配変化に関してはそれぞれの負荷装置,昇降台装置の限度までしか制御できません。たとえば1000w目標の場合、最大負荷を越えてしまいますので、それ以上の負荷を掛ける場合はスピードを上げるなどして調整を行ってください。
姿勢勾配
GT-eSlopeをご使用の際にアイテム実行時の勾配を設定することが出来ます。負荷条件がSlopeの時には設定できません。ここで指定した勾配はあくまでも姿勢(ポジション)だけの変更であり、負荷には影響ありません。
-20.0%〜20.0%まで指定できますが、GT-eSlopeの種類により再現できる姿勢勾配は異なります。
ワークアウトメニューの流れ
ワークアウトライドのメニューの組み方、走行開始、停止まで一連の流れを説明いたします。
ワークアウトメニューの編集についてはここでは省略しています。
ワークアウトライドの起動
トップ画面から “Workout ride” を選択するとこのような画面が表示されます。
一度メニューを組んでいた場合は、最後に開いていたメニューが表示されます。
最後に開いたまたは保存したファイルの中身では無く、最後に編集していた状態が復元されます。
画面左下にある?マークをタップすると、そのときどきの状況に応じたメッセージが表示されるのでご参考ください。
メニューの追加
“メニュー追加” を押すとこの画面に遷移します。
メニュータイプなどは選択式になっているので、プルダウンメニューから選択をします。
勾配に関して、上り勾配や下り勾配を指定するときは、Up/Downラジオボタンで選択をします。
先ほど記述した内容を元にメニューを作成します。
メニューの追加完了
メニューを追加するとこのような画面になります。
同様にメニューを追加します。
メニューの横にある三つのボタンを説明します。
それぞれ上から以下の機能を持ちます。
- メニューの複製
メニュー内に複数のアイテムがある場合はすべて複製されます - アイテムの複製
ボタンを押したアイテムを複製し下に挿入します - アイテムの追加
ボタンを押したアイテムの下に、新しいアイテムを追加します(別画面が開きます)
名前の変更、ワークアウトメニューの保存
先ほどの画面で”ワークアウトを保存”が点滅しています。これはワークアウトメニューが保存されていないことを表しています。
ここで保存を行ってみます。
まずは名前を変えます。”ワークアウト名”の欄をタップすると編集が出来ます。
編集完了後に保存をします。注意事項が表示されるのでご確認ください。
ファイル保存画面はご使用のAndroid端末により異なります。
上書き保存を行う際は上部のファイル一覧を一度タップした後、画面下部の保存を押す必要があります。
画面下部の入力欄でもワークアウト名(ファイル名)を変更できます。
保存が完了すると”ワークアウトを保存”の点滅は解消されます。
GT-eBoxとの接続し、準備完了!
画面下部のBluetoothマークをタップしGT-eBoxと接続を行うと、走行の準備が完了します。
“準備完了!” が点滅します。
準備が出来たら “準備完了!” をタップします。
走行準備完了
データ表示欄が画面下部に表示されます。
データ内のケイデンス(Cadence)はパワーメーターコネクト機能を使用しているときのみ値が表示されます。
データ表示部上のボタンは左から以下の機能を持ちます。
- ヘルプ
- 走行開始
- 走行キャンセル(編集画面に戻ります)
- メニュースキップ
次のメニューへ移ります - 負荷調整ボタン
プラスとマイナスで負荷を変更できます。
アイテム欄の右下にある下向き矢印は、そのアイテムをスキップします。
走行開始ボタンを押しワークアウトを開始します。
走行中
走行中のアイテムは黒枠で囲まれ、終了条件に対する進捗に応じて背景がグレーで色塗りされます。
残り時間や残り距離に応じて通知音が鳴ります。
ボタン群には走行開始,キャンセルがひひょうじとなり、代わりにポーズボタンが表示されます。
一時停止する際や、ワークアウトを終了する場合はポーズボタンをタップしてください。
ポーズ中
ポーズボタンを押すとワークアウトメニューが一時停止します。
走行開始ボタンと走行停止ボタンが表示されます。
走行開始ボタンを押すとワークアウトメニューを再開します。
走行停止ボタンを押すとワークアウトを終了します。
ワークアウト完了!
組まれたメニューが完了(またはスキップ)されると完了を示すダイアログが表示されます。
トータル走行距離(ホイール速度ベース)と時間が表示されます。
このあとは、マニュアル負荷モードによる走行へ遷移します。プラスボタン、マイナスボタンで負荷を変更することが可能です。
ワークアウト終了
ワークアウトを終了する際は、ポーズから走行停止を押します。
×ボタンが表示されますので、×を押すと編集画面に戻ります。
走行データをメモなどしたい場合はこの画面が最終表示画面となりますので、×ボタンを押す前にメモすることを忘れないでください。
終了条件 Freeで負荷条件がStepの場合
この組み合わせの場合、そのまま走行を続けていても最初のステップから進んでいきません。
アイテム欄の右上にある”右向きマーク”をタップすると次のステップに進みます。
ワークアウトメニューの編集について
ここではワークアウトメニューの編集について操作方法を説明します。
メニューの編集(タイプの変更)
編集画面に於いてメニュー内容が表示されている箇所をタップすると、メニュー編集画面が開きます。
メニュータイプの変更を行ったり、Repeat時は終了条件を変更することが出来ます。
アイテムの編集
編集画面に於いてアイテム欄をタップすると、アイテム編集画面が開きます。
アイテム削除
編集画面に於いて、アイテム欄を左にスワイプするとアイテムを消去することが出来ます。
確認せずに消去となりますので、ご注意ください。
アイテムが1つしか無いメニューは、メニュー自体の消去となります。
メニュー削除
編集画面に於いて、メニュー欄を左にスワイプするとメニューを消去することが出来ます。
確保できましたのでとなりますので、ご注意ください。
メニュー内に含まれるすべてのアイテムが消去されます。
アイテム移動
編集画面に於いて、アイテムを上下にドロップするとアイテムの位置を変更することができます。
メニュー無いにアイテムが一つしか無い場合は、そのアイテムを移動させることは出来ません。
アイテムは別のメニューへも移動させることが出来ます。
メニューの並び替え
編集画面に於いて、メニューを上下にドロップするとメニューの並び替えを行うことが出来ます。
メニューの順番が変わるたびに選択が解除されますので、大きく移動させるときは何回か移動させてください。
注意事項
横画面にも対応しています。縦画面でも横画面でも画面が小さいモデルでは文字が折り返されたりして見難いことがあります。
ワークアウトメニューの動作には大きな影響は無いかと思いますが、動作困難なシチュエーションなどありましたら、スクリーンショットやご使用の端末などを教えて頂ければ対処を検討いたします。
また、それ以外に意図しない動作などありましたらご連絡をお願いします。
ワークアウトファイル参考
今回の説明で使用したワークアウトファイルを下記に置きますので、ダウンロードしてご使用ください。
SSTメニューと書かれていますが、説明のために作ったファイルであり、効果のあるメニューとは限りませんのでご承知ください。
※拡張子をtxtにしておりますが、そのままご使用頂けます。
マップトレースモード
GPXファイルを読み込んでルートをシミュレートし走行することができます。レースやロングライドのコースを予め走ることができます。
マップトレースモードの使い方
縦画面にて説明を行なっておりますが、横画面にも対応しています。
走行中に画面を回転させることもできますが、端末のスペックにより地図の読み込み、ルートの描画、グラフの表示に時間がかかることがございます。
マップを回転させる際には一時停止(PAUSE)させたあと、回転を行い、地図,ルート,グラフが表示されてから再開することを推奨いたします。
起動方法
メニュー画面に「Map trace ride」が追加されていますので選択します。
マップトレースモード初期画面
マップトレース画面が開きます。
マップはGoogle Mapを使用しています。拡大縮小や3D表示などもできますので、お好みに応じて設定してください。
走行中は、2D表示は好きな角度で表示することができます。3D表示は画面上部が進行方向になるよう自動で回転します。
画面下部の赤く点滅しているボタンを押していくことで走行を開始できます。
ボタンの意味は左から以下の通りとなります。
- GPXファイル選択
- GT-eBoxと接続
- ラップモードの選択
- 地図タイプの選択
画面右上のハテナマークをタップすることで、その場面に応じたヒント(Tips)が表示されますので、わからないことがあったら押してください。
(これ以降のスクリーンショットでは開発中画面のため一部ハテナマークがありませんが、リリース版には存在します)
GPXファイルの選択
GPXファイルを選択します。
端末やSDカードおよびGoogleドライブ上にあるGPXファイルを選択してください。
弊社の開発端末では走行距離が250km弱のコースで動作することを確認しておりますが、端末のスペックによっては長距離になるようなコースでは読み込みに失敗したり、このあとの動作に支障があることも考えられます。その際はGPXファイルを小分けにすると解消されると考えられます。
GPXファイル読み込み後
ファイルを読み込むと、ルート全体が表示されます。
また、画面下部にトータル距離、獲得標高(上り,下り)が数秒間表示されます。
ルートの色は勾配により異なります。勾配はGPXファイルのデータを元に計算しております。
- 水色:マイナス勾配
- 青色:勾配 2.0%まで
- 緑色:勾配 4.0%まで
- 黄色:勾配 6.0%まで
- 橙色:勾配 8.0%まで
- 赤色:勾配 8.0%以上
1kmごとに黄色いマーカー、5kmごとに緑色のマーカーが表示されます。
マップの表示タイプについて
Satellite(衛星写真) Hybrid(ハイブリッド) Terrain(地形図)
左から4番目のボタンを押すことで地図表示を4パターンから変更できます。
初期表示の通常(Normal)に加えて4つから選択できます。
ラップモードについて
1周 ループ
左から3番目のボタンを押すことで走行モードを変更することができます。
1周で終了する”ワンラップモード”と、ゴールしてもスタート地点に戻り走り続けることができる”ループモード”があります。
このモードは走行中でも変更できます。
GT-eBoxとの接続について
GT-eBox接続前 GT-eBox接続後
左から2番目のボタンを押すとGT-eBoxとの接続画面が開きます。
接続が完了すると画面上部にデータウィンドウが表示されます。
GPXファイルを読み込んだ後は右下2つのボタンで走行を開始する位置を調整できます。
走行中の画面について(全体)
ボタン表示なし ボタン表示あり
走行中の画面です。
スタートすると画面下部のボタン群は非表示となります。
マップをタップすることでボタンの表示/非表示を切り替えることができます。
一番右のボタンは”LAPボタン”となり、あとで説明いたします。
このあと各データについて補足します。
走行中の画面について(右上:勾配情報)
画面右上に表示されるデータビューです。表示される内容は以下の通りです。
- 現在走行中の勾配(0.5%単位)
負荷調整は0.1%単位で行なっていますが、ここの表示は0.5%単位となっております。
5.5%表記の場合、5.3%から5.7%の範囲となります。 - 上記勾配があと何メートル続くか
- 次の勾配とその距離
走行中の画面について(左上:走行情報)
画面左上に表示されるデータビューです。
- 出力(ワット)
右上に”G”と表示されている場合はGT-Power
“A”と表示されている場合はANT+ powerです - 出力FTP比
FTP設定は設定画面にて行います。 - 仮想速度
ワット,勾配,体重,車重から求めた速度となります。
走行中の画面について(左下:コース情報)
画面左下に表示されるデータビューです。
上はGPXデータ上のトータル距離と走行した距離が表示されます。
下はGPXデータをグラフ化したものです。青丸が現在地を示しています。
走行中の画面について(右下:距離,時間情報)
画面右下に表示されるデータビューです。
- 総走行距離、総走行時間
- ラップ距離、ラップ時間
ラップとは通常はGPXコース一周を表します。
走行中にラップボタンを押したときは押してからのデータとなります。 - 1km走行の時間
ラップ距離ベースで1kmを走るまでタイムアップします
スプリット(1kmごと)について
1km走行すると、走行にかかった時間が表示されますので、ペースの参考にすることができます。
LAPに関して
”LAP”ボタンを押すと今までの走行時間が表示され、右下のラップ距離,ラップ時間はリセットされます。
ヒルクライムコースなど、パレード区間が終了したところでLAPボタンを押すと、実際のコースでのタイム計測を行うことができます。
PAUSEにボタン関して
走行中に”PAUSE”ボタンを押すと一時停止します。
この画面ではボタン群の右側にスキップボタンが再度表示され、好きな位置へ進んだり戻ったりすることができます。
ちょっとショートカットしたいときは好きなところまで進めたり、同じ箇所を再度走りたいときは戻ることも可能です。
走行を再開する場合は一番左のSTARTボタン、走行を停止する場合は左から2番目のSTOPボタンをタップしてください。
STOPボタンに関して
PAUSE状態からSTOPボタンを押した場合です。
コースを再選択したり走行位置を変更して再度走行できます。
コース再現(勾配)に関しての注意事項
勾配はGPXファイルに書かれている高度データを元に計算しております。そのため、同じコースを実走したときと違う勾配に感じてしまうことがございます。その場合は、GPXデータを編集していただくとより実コースに近い再現を行うことができます。
将来的にはGT-eRemote上でGPXデータ(緯度経度,高度)を変更できるようにならないか考えておりますが、実装の可否および実装時期については未定となっております。
ギャラリー
GT-eBoxとの切断について
GT-eBoxと接続中に、ライド画面において戻るボタンをタップしていただくと、切断して良いか問い合わせるダイアログが表示されます。
「OK」を選択すると、GT-eBoxとの接続が切れメニュー画面へ戻ります。
「CANCEL」を選択すると元の画面に戻ります。
各種リンクの追加
各画面においてオプションメニューを開き、「How-To,Know-How」を選択すると、弊社ウェブサイトへのリンク集が開きます。
不明な点などございましたら各リンク先のページをご確認ください。
バックグラウンド動作につきまして
2021年12月末のリリースでバックグラウンドでも動作できるようになりました。
GT-eRemoteはバックグラウンド動作には対応しておりません。常に開いて使用することを推奨いたします。
バックグラウンドにした場合、1分程度経過後にBluetooth接続が切れてしまいます。
再接続するためにはアプリを再起動するようお願いいたします。
バックグランドで動作できるよう改善するかどうかは今後検討いたします。