Magene PES-P505 Baseスパイダー型パワーメーター サポート情報
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Magene_PES-P505 ドキュメント
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最終更新日:2024年5月10日
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最終更新日:2023.05.12
Magene_PES-P505 FAQ
Magene PES-P505 Base には3種類のキャリブレーションがありますが、組み付け時にスマートフォンアプリ(Magene Utility)やサイクルコンピューターから「手動キャリブレーション(Zero calibration)」を実施していただければ、通常の使用では再度実施していただく必要はございません。
なお、定期的に「手動キャリブレーション(Zero Calibration)」を実施されても問題ございません。
以下、3種類あるキャリブレーションにつきまして説明いたします。
手動キャリブレーション
Magene Utilityやサイクルコンピューターから実施する、校正になります。
以下の作業を行った際には、必ず手動キャリブレーションを実施してください。
- 初回インストール時
- 再インストール時
基本的には定期的に実施する必要はありませんが、気になる場合は実施してください。
スマートフォンアプリ(Magene Utility)で実施した場合、校正結果として-200から200の値が表示されれば問題ありません。それ以外の数値が表示された場合、異常の可能性があります。
また、クランクの位置はキャリブレーションの結果に影響はありません。
バックペダルキャリブレーション
Magene Utilityで「Rewind Zero-Offset」をオンにし、ペダルを後ろに5回回すことでキャリブレーションが動作します。
キャリブレーションの動作状況や結果については、本体やアプリからは判断できません。
この方法のメリットは、走行中にもキャリブレーションを実行できる点です。
なお、逆回転を始める時のクランク(ペダル)の位置は関係ありません。
オートキャリブレーション
オートキャリブレーションは自動的に実施されます。
校正内容は手動キャリブレーションに比べてわずかな範囲での調整となりますので、あまり気にする必要はございません。
気になる場合は「手動キャリブレーション」を実施していただくようお願いいたします。
リセットを数回実施することで、症状が改善する場合がございます。
リセット方法については、同ページ内の「リセット方法」をご確認ください。
何度かリセットを行っても改善しない場合は、ケーブルの故障や本体の不具合が考えられます。その際は、弊社サポートまでお問い合わせくださいますようお願いいたします。
Magene PES-P505 Baseのスパイダーとクランクの接合部は専用設計のため、他社製のスパイダーやクランクとの組み合わせはご使用いただけません。
PES-P505が11Sに基づいた設計である事が一因として挙げられます。
また、SHIMANOの11sと12sのチェーンリングを比較した際に、
チェーンラインに2mm程の差が生じており、これらの要因から、
変速機を限界まで調整してもチェーンがアウターに掛からず、変速できない場合があります。
(フレーム形状によるため、問題なく変速する場合もあります。)
12sをお使いで上記の事象となった場合は、販売店様へお問い合わせいただくか、
純正品であるQED スプリットチェーンリングセットをお買い求めの上、ご使用ください。
表題の報告を受けております。
この場合は恐れ入りますが、純正品のQED スプリットチェーンリングセットをお買い求めの上、ご使用ください。
スパイダーをクランクに取付する際に製品に付属している治具とBB取付工具(BB44-16)が必要になります。
クランクを自転車に固定する際には六角アーレンキーが必要となります。
それ以外に専用工具等は必要ございません。
基本的にPCD(BCD)110で4穴のものであれば取り付けが可能です。
例外としてシマノ社のFC-9200などはチェーンリング取り付け位置の形状が一部変更になっており取付ができません。
QEDチェーンリングは11速,12速用に設計されていますので、それ以外たとえばクラリス8速などで使用した場合はフロントのギア変速がスムーズに動かないなどの問題が生じる可能性があります。
※仕様(11速,12速)以外の組み合わせとなるため弊社では動作確認をしておりません。
2023年5月から2023年8月までに出荷していたMagene PES-P505に付属しているクランクM20ボルト(キャップ)が短時間で緩んでしまう問題がありました。
その対策品として2023年8月以降に出荷しているMagene PES-P505のクランクM20ボルト(キャップ)にOリングが組み込まれております。何回もつけ外しをした場合に切れてしまうことがあります。その際は製品に付属しているOリングに交換し使用してください。
クランクのみの販売はしておりません。
Magene PES P-505の校正結果値については、正常範囲として±200までが認められています。マイナスの値であっても問題ありません。
校正値は、使用環境に合わせて正しく測定するために補正をかけた結果の数値であり、メーカーが指定する範囲内であればどんな数値であっても正常です。
校正(キャリブレーション)を行うサイクルコンピューターの仕様によっては、異なる値が表示される場合があります。その際は、サイクルコンピューターの取扱説明書をご確認ください。
Power Slope パワー値を±10%の範囲で調整できる機能になります。これにより、別のパワーメーターとのパワー値が異なる場合に、その数値を調整して合わせることが可能です。1パーセントずつの微調整が行えます。
具体的な例として、以前使っていた他のパワーメーターよりもパワー値が約-5%低い場合に、Power Slopeを+5%に調整することで以前のパワー値とほぼ同じ値に調整することができます。
Magene PES-P505に取り付け可能なチェーンリングは、PCD(BCD) 110の4穴仕様となります。
シマノ製のチェーンリングについては、以下のようになります。
- 11速チェーンリング:取り付け可能
- 12速チェーンリング:取り付け可能ですが、チェーンラインが外にずれるためディレイラー調整が必要になり、場合により変速性能に影響が出ます。12速で使用する場合はMagene社QEDチェーンリングの使用を推奨いたします。
- GRX :取り付け不可(PCDが異なるため)
他のメーカーのチェーンリングについては、上記の内容と照らし合わせて確認してからご使用ください。
Magene PES-P505に他社製のチェーンリングボルトを取り付ける際の適切なトルクは、通常は12Nmとなります。
ただし、Magene社のチェーンリングのボルトを取り付ける際には、ボルト本体や取扱説明書に記載されている8Nmが正しいトルク値ですので、ご注意ください。
他社製のボルトを使用する場合は、それぞれのボルトや説明書に従い、正確なトルクを確認してください。
他のデバイス(たとえばZwiftなどのトレーニングアプリ)とペアリング済みであれば、ペアリングの解除を行ってから再度試してください。
Bluetoothのプロトコル上、センサー(パワーメーターなど)は同時に1つのデバイスまたはアプリとしか接続できません。
それでも解消されない場合は「リセット」を実施ていただくと解消される場合もございます。リセット方法につきましては同ページ内の「リセット方法」をご確認ください。
(2024年3月7日追記)
Magene Utilityアプリのバージョンアップに伴い、ご利用開始に関する手順に「使用開始について」のアクティベーション方法と手順が変更になっております。
記載の手順に加えて、アプリのSign up(アカウント作成)が必要になりました。
具体的には、アクティベーションの手順の③に進む前に、まずはSign Upを行っていただく必要があります。
Magene UtilityのSign up(アカウント作成)手順は以下の通りとなります。なお、Onelap Fitのアカウントをお持ちの場合は同じアカウントで使用していただけます。
【Sign up手順】
- アプリMagene Utilityを開きます
- 「Sign Up」を選択します。
- First Name、Last Name、Emailを入力します。
- Send Codeをタップします。
- 入力したEmail宛に6桁のコードが送信されるので、それをVerification Code欄に入力します。
- パスワードを設定し、Please enter password欄に入力します(パスワードは6文字以上で設定してください)。
- 確認事項を確認し、OKならチェックを入れます。
- 全てにチェックを入れると、「Sign Up」がオレンジ色になるので、それをタップします。
- Sign Upが成功すると、「Sign Up success」と表示され、ログインされたページに移動します。
【注意事項】
Send Codeをタップしてから60秒以内にSign Upを完了する必要があります(秒数がカウントされます)。60秒を過ぎた場合は、再度Send Codeをタップして新しい6桁コード番号を入力してください。