(本記事は、代表の木村が会社設立前にブログとして更新していた記事です。記事作成日:2010/12/9)
ブルカットライトはブルカットメタルの開発過程から派生した商品です。
よろしければ、ブルカットメタル開発記録を、ご覧になってください。
ブルカットメタル発売後、まだ納得出来ていないことがありました。
それは「価格」。多くの方に使って貰いたいので、もっと安く。
しかし、どうしても、ダンパーメタルを入れると価格が上がってしまうのです。
高い性能を発揮するためには「必要」なのですが。
ダンパーメタルを無くしてどこまで性能を上げられるか?
また、試行錯誤の日々がやってくるのです。
いろんな素材を試すのですが、やはり、ブルカットメタルで用いた独立気泡スポンジがダントツで良い結果を出します。
やっぱだめかな?諦めようかなー
まぁブルカットメタルのメタル無しでもそこそこの性能がでるので、これでいいかw
とも思ったのですが、ダメですよねー
もう一歩の性能向上を!
低反発素材を入れることは、初期の段階からテストをしていました。
低反発の王者?といえば、αゲルなどのゲル系材料です。
αゲルはなぜかかなり高価なのでダメで。
同等性能のソルボセインで実験をしました。
結果は失敗ーーー
まぁ以前、防振メーカーさんからの情報で予測はしていましたが。。。
ゲル系は一発の衝撃には良いのですが、連続した振動に弱いということです。
形状にもよるかも知れませんが。
重りを落としてときの振動を見てると悪くないので、ゲルではない低反発素材を入れてみることにしました。
うむむむ!
良いよコレw
後は、適正量と挿入位置をかなりのパターンを実験していきます。
解析には結構時間がかかるし、ローラーで汗だくだし。
1日やると、結構な練習量です。
まぁなんとか納得出来る性能の物ができました。
価格もかなり抑えるとこができました。
画像が少なくてアレなんですが、地味な作業しかなかったのでご勘弁を。