先日リリースしました「ANT+パワーメーターコネクト機能」につきまして、以下2件の不具合がありましたので、ご案内いたします。両問題ともすでに修正し動作確認済みであり、近日中にリリースする予定となっております。リリースされるまでの対処方法も記載しておりますので、ご確認いただければと思います。
発生している不具合は以下の2件となります。
- パワーメーターコネクトしたパワーメーターのIDが不当である
- パワーメーターと接続または切断したときに、異常なパワーが表示される
上記2件につきまして、それぞれの内容と対処方法は以下の通りとなります。
1.パワーメーターコネクトしたパワーメーターのIDが不当である
[内容]
パワーメーターの機種によりGT-eRemoteで表示されるセンサーIDが誤ったものとなる場合があります。
[影響範囲]
表示されるセンサーIDが不当となるだけであり、他には影響ございません。
[対処方法]
特に何も行う必要はありません。
2.パワーメーターと接続または切断したときに、異常なパワーが表示される
[内容]
パワーメーターと接続したとき、または接続が解除されたときに、不当なパワー値が通知される。表示されるパワー値は接続したアプリ(Zwift,GT-eRemoteなど)により異なります。
[影響範囲]
GT-eRemoteに対し不当なパワー値が通知されとしても影響はございません。
Zwift走行中には2000wと表示されアバターが猛スピードで走行してしまいます。不当な走行データと判断されてしまう可能性がございます。
[対処方法]
何通りか対処方法があります。
1. Zwiftのデバイス接続でパワーメーターにはGT-eBoxではなくパワーメーターを接続する
その場合、GT-eBoxの認識しているパワーと1秒程度の誤差があり負荷連動に多少の影響がございます。
2. 使用中はパワーメーターコネクト機能の有効無効を切り替えない
パワーメーターのバッテリー切れなどを除けば、有効無効を切り替えなければ本事象の発生することはほとんどございません。
ユーザー様にはご迷惑をおかけして申し訳ございません。
弊社が認識している不具合につきましては、以下の不具合情報ページを随時更新しておりますので、ご確認いただければと思います。
http://www.growtac.com/?page_id=6141
前回のリリースにおいて、より実走に近くなるよう負荷のかかり具合を調整を行いました。気になることなどありましたら、こちらより詳細な内容を教えていただければ、いただいた情報をもとにファームウェアチューニングを行おうと考えておりますのでご連絡いただければと思います。
また、上りで負荷が軽くなる、下っている最中(下りきった後の平坦路は除く)に負荷が重くなるなど、おかしな負荷動作がある場合には以下のことをご確認いただき、それでも改善しない場合はこちらよりご連絡いただければと思います。
- GT-ePowerのスピード校正を行う
- GT-eBoxとANT+ドングルまたはスマートフォンをできるかぎり近づける
- Wi-Fi無線機が近くにある場合は遠ざける
- Wi-Fiが2.4GHz帯を使用している場合は、5GHz帯に変更してみる
- Wi-Fi 2.4GHz帯を使用する場合、チャンネルは若い番号(たとえば0〜5)を使用する
Wi-Fi無線機のチャネル変更につきましては、Wi-Fi無線機の取り扱い説明書をご確認ください。
たとえばバッファローでは以下のように変更を行うことができます。
https://www.buffalo.jp/support/faq/detail/52.html