ZwiftのワークアウトではERGモードのオンとオフで動作が異なります。 【ERGモードが オン の場合】 ワークアウトを起動したときの位置のまま固定となり、ワークアウト中には勾配は変化しません。特定の勾配での練習を行いたい場合には、ワークアウトを起動する前にGT-eRemoteからお好みの勾配に合わせて実施していただく必要がございます。 【ERGモードが オフ の場合】 ワークアウト中にZwiftから負荷を高くする操作を行うと、それに応じてGT-eSlopeが上昇します。同様に負荷を下げる方向に操作を行うと、GT-eSlopeが下降します。これは、負荷を変化させる設定が勾配をベースにしてZwiftから通知されることによります。 この上下動を抑止したい場合には、ワークアウト前にGT-eRemoteからGT-eSlopeをお好みの勾配に設定していただき、GT-eBoxとGT-eSlopeの通信ケーブルを外していただき、ワークアウトを実施していただく必要がございます。 GT-eRemoteのWorkout機能では勾配と負荷を別で制御できますので、そちらもご使用いただければと思います。
GT-eSlopeを接続したGT-eBoxをスマートトレーナーとして接続したのち、コース選択画面へ移行すると、GT-eSlopeが少し動作することがございます。 これはZwiftから勾配指示を受け取っているため動作しております。GT-eSlopeに不具合や故障などがあるわけではございませんので、そのままご使用いただいて問題ございません。 コースまたはワークアウトを選択後、ライドをスタートしたときにZwiftからコースに合わせた勾配指示があり、正しい勾配を再現いたします。
バーチャルライド(Zwift など)で勾配連動させる場合、通常の接続方法(※)では負荷と勾配をそれぞれ制御することはできませんが、GT-eBoxを2台用意していただくことでそれぞれ制御を行うことが可能となります。※ひとつのGT-eBoxにGT-ePowerとGT-eSlopeを接続。この場合はZwiftなどの勾配に応じて、GT-eSlope, GT-ePowerが連動し勾配および負荷が変わります。 二つのGT-eBoxを使用しそれぞれ制御したい場合には、以下のように通信ケーブルで接続します。 - GT-eBox A : GT-ePowerと接続 - GT-eBox B : GT-eSlopeと接続 Zwiftなどを使用するときは以下のようにデバイス接続を行います。 - パワーメーター:お使いのパワーメーター(GT-eBoxは接続しないでください) - スマートトレーナー:GT-eBox B - GT-eRemote : GT-eBox A このように接続していただきますと、Zwiftの勾配に合わせてGT-eSlopeが動作します。GT-ePowerの負荷を変更したい場合には、GT-eRemote(またはANT+ FE-C対応サイクルコンピューターなど)をご使用ください。 GT-eRemoteのマニュアルモードでは、一つのGT-eBoxに接続したGT-ePowerとGT-eSlopeをそれぞれ独立して制御することが可能です。たとえばGT-eSlopeで10%の勾配をつけて、負荷は0%にして軽く回すなど。